北部粽(リトル台湾のちまきはこれに属する)
生の米を水に浸しておき、水を切ってから五香粉、エシャロット、胡椒、醤油などを加えて、米を蒸すか炒めます。ある程度火が通った状態で、ブタ肉、鴨の塩漬け卵黄、干しエビ、シイタケ、栗、干し大根、花生(生のピーナッツ)などとともに竹の皮で包んでから蒸します。
南部粽
生のもち米を水に浸し、豚肉、シイタケ、鴨の塩漬け卵黄、干しエビ、シイタケ、栗、花生(生のピーナッツ)などの具とともに竹の葉に包んで、鍋で水煮します。
作り方の違いは、北部はほぼ食べられる状態の米に具材を詰めてさらに蒸す。南部は生のもち米に具材を詰めて、ちまきを丸ごと水煮する。
具の違いは、南部は干し大根は入れません。また、北部も南部も店や家庭によっては、タケノコ、貝柱、アワビ、干し牡蠣などを加えます。花生の量は南部の方が多いようです。また、花生しか入っていない菜粽は台南名物で、北部では見られないものです。
味の方はというと、北部の方がしっかりした味で、米に混ぜた香料も利いています。甜辣醤をかけなくても、具の一つ一つにも味がしっかりしています。南部の味付けはあっさりで、もち米五目ご飯のようで、食べやすくて、お餅好きの人は、大好きになるでしょう。

北部粽(小台灣的粽子作法是屬於這類)

臺灣北部作法是米浸泡於水中,瀝乾後用油炒香,並加入五香粉、胡椒粉、醬油等調味料。將米蒸熟後,近於「油飯」,再以竹葉包裹填餡,再一次使入味。也有人直接用油將米粒炒至半熟,包裹填餡後蒸食。台灣北部粽所用竹葉多為筍殼,色澤棕黃,略帶斑點,質地頗為堅韌。
南部粽

南部粽或稱水煮粽,特色為投水煮食、較不油膩。作法是用純白糯米浸泡後加瘦肉、三層肉、香菇、鴨蛋黃、紅蔥頭,亦有添加花生、栗子、蘿蔔乾者,較特殊的亦有加魷魚、蝦米者,餡料須先行醃製,以粽竹葉包裹,入大鍋中,以大火水煮,中間或添冷水一至二次,持續加熱至熟透,費時大約一時半至兩小時。臺灣南部粽所用「粽竹葉」,質地細緻而葉面較寬(大部分是麻竹葉),氣味也較芳香,食用時帶有淡淡的竹葉清香。也有用月桃葉子包的,有一股特別的月桃香,而且月桃葉子比較大,可以包更大的粽子
